東レは7日、国土交通省と社団法人鉄道貨物協会から、環境に優しい鉄道貨物輸送に積極的に取り組んでいる企業として「エコレールマーク取組企業」に認定されたと発表した。また、繊維製品「東レ テトロン」が「エコレールマーク商品」の認定を取得した。

同社は「環境物流」活動の一環として、（1）地方港の活用による国内輸送の効率化 （2）消費地倉庫の導入と地方倉庫の活用 （3）顧客やサプライヤーとの往復・循環物流の仕組み構築などのほか、CO2排出量がトラック輸送に比べて約7分の1といわれる鉄道貨物輸送へのモーダルシフトを積極的に進めてきた。

この結果、2010年の製品出荷実績で「エコレールマーク」の企業認定と、商品認定の取得条件を同時に満たし、今回の認定取得となった。

■「エコレールマーク」制度とは：
地球環境に優しい鉄道貨物輸送を一定以上利用している商品または企業に対して、「エコレールマーク」認定を行い、商品や、流通過程で企業が地球環境問題に貢献していることを広く消費者に知ってもらう制度。企業の鉄道貨物輸送へのモーダルシフトを促進するのが目的。
○認定商品
・500km以上の陸上貨物輸送のうち30%以上鉄道を利用している商品
○認定企業
・500km以上の陸上貨物輸送のうち15%以上鉄道を利用している企業
・数量で年間1万5千トン以上または、数量×距離で年間1,500万トンキロ以上の輸送に鉄道を利用している企業


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1299468637.pdf

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