2011年03月07日 |
住友ベーク、エポキシ樹脂プリント配線板用材料値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:住友ベークライト |
住友ベークライトは7日、原油や銅地金など原材料価格の世界的な高騰を受けて、配線板用材料であるエポキシ樹脂銅張積層板およびプリプレグの価格改定を実施することにしたと発表した。 3月22日出荷分から、エポキシ樹脂銅張積層板は10%、多層プリント配線板用プレプレグは5%幅の値上げを実施する。 昨今の銅地金価格はLME(ロンドン金属取引所)で市場最高値を更新して世界的な高騰を続けており、主原料である銅箔の厳しい値上げとなっている。また原油価格の高騰を背景にエポキシ樹脂などの化学品価格も高騰し、ガラスクロス価格も上昇している。 これまでは社内の合理化によってこれらの原材料価格の吸収に努力してきたが、すでに自助努力の限界を超えているところから、製品価格に転嫁することにした。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1299484625.doc |