2011年03月08日 |
1月のエチレン換算輸出入実績、出超幅 連続16万トン台 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省化学課は8日、1月のエチレン換算輸出入実績を発表した。 輸出は211,300トンで前月比1.8%減、前年比では10.6%の減少だった。 一方輸入は45,200トンで,前月比10.2%減、前年比では5.7%の増加となった。 前月(昨年12月)に輸入が対前月比大きく落ち込み、輸出が増加した影響を受けた。 この結果、1月の輸出入バランスは166,137トンの出超となり、出超幅は前月の164,900トンから12,000トン余縮小した。だが出超幅は昨年11月の202,300トンをピークに縮小傾向を見せ、この2カ月間は連続16万トン台で推移している。 品目別にみると、輸出は汎用樹脂、化成品とも軒並みに前月割れとなった。エチレンが同10.3%増の42,933トンとなって支えた。 輸入は、LDPEが22,613トンで前月比11.4%増(前年同月比14.1%増)、HDPE 4,610トンで同33.6%増(同107.1%増)と好調だった。EDCは6,051トンで同5.5%減(同25.5%減)となった。 LDPE、EDC、ジエチレングリコール、酢酸エチルの4品目は、輸入が輸出を上回った。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1299541664.tif |