2011年03月09日
富士フィルム、無線タイプの「デジタルX線画像診断装置」開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:富士フイルム

富士フイルムは、軽量・薄型で無線タイプのDR方式デジタルX 線画像診断装置「CALNEO C Wireless」(カルネオ・C・ワイヤレス)を開発したため、4月20日から富士フイルムメディカルを通じて発売する。

撮影したX 線画像を無線LANで高速に制御ユニットへ通信する機能を備えている。撮影後約1秒で画像を表示し、次の撮影までの間隔も約10 秒と短く、スピーディーに撮影が行える。連続撮影でも効率化とX線検査時間の短縮が図れる。

また、用途に応じて無線・有線を瞬時に切り替えることができる。無線LAN モードでは、どんなポジションでもケーブルが撮影の邪魔をすることがない。一方、有線モードの場合は撮影台を使った連続撮影でもバッテリー切れの心配がない。

「CALNEO C ワイヤレス」は、外形寸法が従来のフィルムカセッテやCR 用IP カセッテと同じ半切サイズ(38.4 センチ×46センチ)で、既設の立位・臥位撮影台へそのまま装着できる。世界最薄(14.8ミリ)で、軽量タイプ(3.3キログラム)のため、持ち運びに便利。ストレッチャーでの患者撮影など、カセッテの撮影面に大きな荷重が加わる場合でも安心して撮影できる。

■品 名 : FUJIFILM DR CALNEO C 1417 Wireless
■標準ユーザー渡し価格 : 2,190万円(税別)

問い合わせは、富士フイルムメディカル 営業本部 マーケティング部(TEL:03-6419-8033)
インターネットホームページアドレス  http://fujifilm.jp/business/medical/

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1299647380.pdf