2011年03月10日
1月の化学プラント受注高 大幅増加の2910億円
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が10日発表した1月のエンジニアリング受注高(速報値)は、前年同月比86.0%増と2カ月ぶりの増加となった。

内訳を見ると「国内」は同7.5%の増加、「国外」は同368.8%の大幅増加となった。

プラント種類別では、化学プラント受注高が2,910億円で同782.9%増と2009年12月以来の受注高を記録。中東でガス処理プラントの大型受注契約があった。電力プラント・システムも同42.2%の増加となった。一方、前月プラスだった環境衛生システムは20.1%の減少となった。

1件当たり5億円以上の大口受注件数は73件(前年同月比103.3%)だった。

【1月のエンジニアリング受注高(速報)】 単位:百万円 ( )対前年同月比%
 <受注高合計>    747,344(186.0)
 (国内)       338,034(107.5)
 (国外)       409,310(468.8)

 <主要プラント・システム別受注高>
 ・電力プラント   202,260(142.2)
 ・通信プラント    57,942(174.1)
 ・化学プラント    290,983(882.9)
 ・製鉄プラント    21,879(156.3)
 ・その他産業プラント 43,541(107.5)
 ・貯蔵・輸送システム 16,351(89.1)
 ・環境衛生システム  29,636(79.9)