2011年03月10日
中外製薬、抗悪性腫瘍剤「ハーセプチン」効能追加
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:中外製薬

中外製薬は10日、抗悪性腫瘍剤トラスツズマブ「ハーセプチン」(販売名)について、同日付で厚生労働省から「HER2過剰発現が確認された治癒切除不能な進行・再発の胃癌」に対する効能・効果および用法・用量の追加承認を取得したと発表した。

承認申請は2010年3月に行い、HER2陽性の進行・再発胃がん患者を対象に実施した国際共同第3臨床試験(ToGA試験)の結果を資料として提出した。

「ハーセプチン」は、欧州では2010年1月、米国でも同年10月に、HER2陽性の転移性胃がんを効能・効果として承認され、海外のガイドラインでもその使用が推奨されている。

<薬価>
◇「ハーセプチン注射用60」 23,992 円
◇「ハーセプチン注射用150」 56,110 円


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1299737991.pdf