2011年03月14日
JX開発、英領北海で天然ガス・コンデンセート確認
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:JX日鉱日石エネルギー

JX日鉱日石開発(古関信社長)は、100%出資の英国法人、JX Nippon Exploration & Production社が英領北海に保有する鉱区内カリーン構造で、2008年に発見した天然ガス・コンデンセート層に相当量の広がりがあることを確認したと発表した。

探鉱事業はオペレーターの Maersk社(本社:デンマーク)と共同で実施。2010年6月から評価井を掘削してきた。今回、深度 4500メートル付近の三畳紀およびジュラ紀の貯留層から相当量の天然ガス・コンデンセートの存在が確認された。

産出テストを実施したところ、装置能力の上限である日量:約4,000万立方フィートの天然ガスと同900バレルのコンデンセートを産出した。今後は、商業化に向けた開発検討を急ぐ。

なお、JX Nippon Exploration & Production社が同鉱区で保有する権益比率は 17.06%。