2011年03月15日 |
日化協、「人材育成プログラム」に7大学院11専攻 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本化学工業協会 |
日本化学工業協会(会長:藤吉建二・三井化学会長)はこのほど、4月に創設する「化学人材育成プログラム」に基づいて支援していく大学院専攻候補に東大院、九大院など7大学11専攻を選んだ。 日化協の主要メンバーである化学企業36社で「化学人材育成プログラム協議会」(会長は藤吉日化協会長)を組織し、応募の中から第一次書類審査と、第二次となるプレゼンテーション審査を行って最終的に選んだ。 同協議会はこの中から、11年度分2専攻(学生2人)、12年度分2専攻(同)と、毎年学生2人ずつに月額20万円の奨学金を3年間支給する。 また、今回選ばれた各大学院専攻に対しては、“グローバルな感覚”を持った人材に育ってもらおうと、化学の基礎・応用研究だけでなく、企業と学生の相互交流や、大学カリキュラム改善への協力、研究発表会などへの応援や就職支援なども実施していく方針である。 <「化学人材育成プログラム」支援対象11専攻> ・大阪大学大学院工学研究科 応用化学専攻 ・九州大学大学院工学府 化学システム工学専攻 ・九州大学大学院工学府 材料物性工学専攻 ・九州大学大学院工学府 物質創造工学専攻 ・東京工業大学大学院理工学研究科 物質科学専攻 ・東京大学大学院工学系研究科 応用化学専攻 ・東京大学大学院工学系研究科 化学システム工学専攻 ・東京大学大学院理学系研究科 化学専攻 ・奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科 物質創成科学専攻 ・北海道大学大学院総合化学院 総合化学専攻 ・早稲田大学大学院先進理工学研究科 応用化学専攻 |