2011年03月18日
1月の化学プラント受注高さらに増加 経産省が上方修正
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が17日発表した1月のエンジニアリング受注高確報値は前年比87.2%の増加で、86.0%増とした今月10日発表の速報値を上方修正した。

内訳は「国内」が9.0%の増加、「国外」は同368.9%増の大幅増加となった。

プラント種類別では、化学プラント受注高が2,932億円で同789.8%増と速報値をさらに上回った。中東でガス処理プラントの大型受注があったのが増加要因。電力プラント・システム、製鉄プラントなど他のプラントも軒並みに前年を上回った。

1件当たり5億円以上の大口受注件数は63件(前年同月比89.2%)だった。

【1月のエンジニアリング受注高(確報)】 単位:百万円 ( )対前年同月比%
 <受注高合計>    752,024(187.2)
 (国内)       342,630(109.0)
 (国外)       409,394(468.9)

 <主要プラント・システム別受注高>
 ・電力プラント   202,326(142.2)
 ・通信プラント    58,011(174.3)
 ・化学プラント    293,235(889.8)
 ・製鉄プラント    21,929(156.6)
 ・その他産業プラント 45,576(112.5)
 ・貯蔵・輸送システム 16,400(89.4)
 ・環境衛生システム  29,691(80.0)