2011年03月18日 |
三井化学東セロ、太陽電池封止シートでマレーシア進出 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三井化学 |
三井化学は18日、子会社の三井化学東セロ(MCTI)が、マレーシアのSCIENTEX社(本社:クアラルンプール)と共同出資し、太陽電池封止シート(ソーラーエバ)を現地生産すると発表した。 今年4月中に折半出資の合弁会社を設立し、2012年度上期の稼動開始を目標に年産能力1万トンの新工場建設に着手する。投資額は非公開。 環境問題への関心とともに、クリーンエネルギーとして太陽電池が注目されている。とくにアジアには太陽電池メーカーの新増設計画が相次いでいる。 MCTIは、世界最大手の太陽電池封止シート・メーカーで、国内(名古屋工場など)に年産4万トンと世界シェアの20%を占める生産能力を有している。新たにマレーシアに工場進出することで、今後成長するアジア市場の取り込みを図る。 【合弁会社の概要】 (1)会社名 :「MCTI SCIENTEX SOLAR SDN BHD」 (2)事業内容 :太陽電池封止シート(ソーラーエバ)の製造・販売 (3)設立時期 :2011年4月 (4)資本金 :4千5百万マレーシアリンギット (MCTI:50%、SCIENTEX社:50%) (5)代表者 :代表取締役社長 益田哲夫(現MCTI執行役員) (6)所在地 :マレーシア/マラッカ(SCIENTEX社敷地内) (7)新設工場稼動時期:2012年度上期 ニュースリリース ○太陽電池封止シート(ソーラーエバ)合弁会社設立及び工場新設について http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1300442420.pdf ○(英文)Joint Venture Company and Production Facilities for Solar Cell Encapsulants(SOLAR EVA) http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1300442420.pdf |