2011年03月21日
出光興産、塩釜油槽所に石油タンカーが入港・接岸
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:出光興産

出光興産は21日朝、塩釜油槽所(宮城県塩釜市)に地震災害後初となる石油タンカーが愛知製油所(愛知県知多市)から入港・接岸し、同日午前10時30分から荷揚げが開始されると発表した。

同油槽所は17日に操業再開したが、その後、塩釜港の港湾整備が進み、海上輸送による石油製品の受け入れが可能となり、21日にタンカーによる荷揚げ実現となった。

この日入港したのは、旭タンカー(本社:東京都千代田区)所属の「鶴宏丸」で、出光興産・愛知製油所からガソリン1,050kl、灯油470kl、軽油490klなど計2,010klを積込み着桟した。

出光では震災後、東北全域の燃料供給を秋田および新潟油槽所から配送していたが、塩釜油槽所の本格再開により、周辺地域への新たな供給拠点として活動を展開する。