2011年03月22日 |
サウジアラムコとシノペック、サウジでの製油所合弁で覚書 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:SINOPEC |
サウジアラムコとシノペックの両社は16日、サウジの西岸のYanbuにワールドクラスの製油所Red Sea Refining Company に関する覚書を締結した。 Red Sea Refining は輸出用製油所で、2010年7月にアラムコ100%で設立された。 今回、アラムコが62.5%、シノペックが37.5%のJVとし、両社のコマーシャル面、技術面の知見を提供する。 製油所は日量40万バレルのArabian Heavy 原油を処理し、日量90千バレルのガソリン、263千バレルの超低サルファーのディーゼル、日量6300トンの石油コークス、同1200トンの硫黄などを生産する。 2014年稼働予定で、アラムコの既存の原油受け入れ設備、製品輸出設備を使用する。 アラムコとシノペックは福建省泉州市にエクソンとのJVの福建連合石油化工を運営しており、またシノペック80%、アラムコ20%出資のJVの Sino Saudi GasがサウジのRub' al-Khali Basinでガス開発 を行っている。 |