2011年03月22日 |
BASF、東京本社を一時閉鎖 名古屋・四日市・大阪に臨時センター |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:BASF |
BASFジャパン(本社・東京都港区、成尾友良社長)は22日、東日本大震災及び一連の災害問題への対応策として、東京本社を含む関東地域の拠点を一時閉鎖したと発表した。 また、従業員の安全と業務の円滑な運営を継続的に確保するため、名古屋、四日市、大阪に臨時のカスタマーサービスセンターを設置し、体制が整った事業部から順次通常業務を再開する。 臨時に設置するカスタマーサービスセンターでは、受注・配送業務を行う。 同社は今回の大震災により、戸塚(神奈川県)、茅ケ崎(同)、磯原(茨城県)、郡山(福島県)、仙台(宮城県)、盛岡(岩手県)及び北利根(茨城県)を含む複数の拠点で操業を一時停止した。 BASFは、日本国内で約1700人を雇用し、35カ所に事業拠点(生産拠点:27、研究開発および技術センター:8)、49カ所に営業所を置いている。 BASFジャパンは、大震災直後に危機管理チームを立ち上げ、東北地方にあるBASFの拠点で食料、水、電気、及び自宅が被害を受けた社員のための宿泊施設などの支援を実施している。 |