2011年03月23日
協和キリン、大震災で被害受けた医薬営業拠点3カ所で営業再開
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:協和発酵キリン

協和発酵キリンは23日、東日本大震災による同社グループの影響と対応について発表した。
それによると、医薬事業では、一部の製造委託先の工場が被害を受け製造を停止しているが、製造再開のメドが立っていないため、その製品の自社工場での製造立ち上げの準備を開始した。

被害を受けた営業拠点は東北支店(仙台市)、福島営業所(郡山市)、水戸営業所(茨城県水戸市)の3カ所であるが、いずれも営業再開した。

協和発酵ケミカル(化学品事業)の千葉工場は地震発生時に緊急停止したが、21日から順次操業を再開した。

東京電力の計画停電の影響は、対象地域内にある協和キリンの高崎工場と富士工場、協和メデックスの富士工場では、影響を最小化するために生産計画の見直しを進めている。それ以外は、大きな被害がなかった。