2011年03月29日 |
出光興産、日立油槽所も出荷再開 石油タンカー着桟 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:出光興産 |
出光興産は29日朝、日立油槽所(茨城県日立市大みか町)が操業を再開し、タンカーも入港して同日中に出荷を再開すると発表した。11日の大震災で桟橋の損傷、停電などにより操業を停止していたが、設備の復旧、点検を終えて、再開できることになった。 29日朝9時、愛知製油所から石油製品3,000キロリットル(ガソリン1,800kl、灯油600kl、軽油600kl)を積載した石油タンカーが着桟し、陸揚げを開始した。早速、30台のタンクローリーで茨城県および近郊各地へ配送に向かう。 今回の震災では、八戸、塩釜、日立の3油槽所が操業停止に追い込まれたが、21日の塩釜に続いての再開となる。 <日立油槽所の概要> ◇住所 : 茨城県日立市大みか町5−4−2 ◇面積 : 8,510平方メートル(2,578坪) ◇出荷実績: 420千キロリットル(2009年度) ◇タンク容量 :合計13,167キロリットル ・ハイオクガソリン :910キロリットル ・レギュラーガソリン:2,625キロリットル ・灯油 : 3,422キロリットル ・軽油 : 2,370キロリットル ・A重油 : 3,震災後840キロリットル |