2011年03月29日 | |
アジレント、EMIレシーバとスペクトル・アナライザ発売 | |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:アジレント・テクノロジー |
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アジレント・テクノロジー(本社・東京都八王子市、梅島正明社長)は29日、電気・電子機器の電磁両立性(EMC)のコンプライアンス試験向けのEMIレシーバ「N09038A MXE EMIレシーバ」と、スペクトラム・モニタや妨害波測定に適したハンドヘルド・スペクトラム・アナライザ(HAS)「N9344C/N9343Cハンドヘルド・スペクトラム・アナライザ」を、同日から販売開始したと発表した。 MXE EMIレシーバは、周波数スキャン、ピーク信号のリストアップ、ピーク検波/準尖頭値検波/平均値検波のリアルタイム・アナログメータ表示、時間変動確認に便利なストリップ・チャート表示機能などEMI規格測定を行う上で十分な機能だけでなく、スパンズーム、ゾーンスパン、スペクトログラム表示などノイズの原因診断に有効な各種解析機能を搭載している。 EMC試験ラボおよびメーカーにおけるEMC試験向けに市場開拓を進める。価格(税抜き参考価格)はN9038A-508が約950万円、N9038A-526が約1250万円。 一方、スペクトル・アナライザは、ハンドヘルド型ながらベンチトップ型スペクトル・アナライザに迫る性能に加え、現場での使用を想定した機能や耐久性、自動化などを実現したのが大きな特徴。 RF/マイクロ波システムの設置・保守・障害解析や、現場におけるスペクトラム・モニタや妨害波測定向け、民生用無線機器の研究開発用途向けで市場開拓を進める。価格(同)は、N9344Cが211万4261円、N9343Cが179万5757円。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1301362235.pdf |