2011年03月30日
米倉経団連会長、大震災対応で「企業は自家発電設備フル稼働を」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:住友化学、日本経済団体連合会

日本経団連の米倉弘昌会長(住友化学会長)は29日、計画停電が産業界の生産停滞につながる恐れがあるとの指摘に対して、「計画停電を実施しない場合、大規模停電を招く恐れがある。関東地域に限定されており、いたしかたないと思う」と語った。

さらに、米倉会長は、「千葉のコンビナートは、全面的に自家発電で操業している」としたうえで、「今は、自分の持てる力を各社が十分に発揮していくことが重要だ。とくに、コンビナートはどこでも自家発電設備をもっており、自家発電をフル稼働させるこが重要だ」と強調した。

これは29日に行われた新化学技術推進協会会長会見で、米倉会長が「経団連会長の立場で」と断ったうえで発言した。