2011年03月30日
東レ、ニデックと「流涙症治療用医療機器」販売契約
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東レ
PFカテーテル

東レは30日、眼科医療機器メーカーの株式会社ニデック(本社:愛知県蒲郡市、小澤素生社長)との間で、東レが製造・販売する「流涙症治療用医療機器」の販売契約を締結したと発表した。

同契約によりニデックは、日本市場での独占販売権を取得した。

医療機器製品は「PFカテーテル」で、国内販売目標は年間10,000本。

これにより東レは、流涙症治療に取り組む医療関係者へこれまで以上に迅速に製品を届けることができるようになる。一方、ニデックは、新たに流涙症などの涙器疾患分野へ進出し、製品ラインアップの幅を広げることが可能となった。

<用語の解説>
■ 流涙症 :眼疾患の一つで、涙が眼より常に溢れている症状をいう。涙の排出経路(涙道)の狭窄・閉塞などが要因の一つとされる。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1301449493.pdf