2011年03月31日 | |
TEC、インドネシアから世界最大級の肥料プラント受注 | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東洋エンジニアリング |
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東洋エンジニアリング(TEC)は31日、インドネシア国営肥料会社(カルティム社)から、カリマンタン島ボンタン地区に建設する世界最大級の大型肥料プラントを受注したと発表した。 契約内容は設計・調達・工事(EPC)の一括請負で、受注金額は577百万米ドル(約500億円)。工期は33カ月の予定。 カルティム社はインドネシア国内に4プラントを運営し、今回発注は5番目のプラントとなる。 プラントの規模はアンモニア日産2,700トン、尿素3,500トンのほかユーティリティ設備などで構成。 2010年9月に入札が行われ、欧州、韓国、日本勢5グループによる競合となったが、独自性の高い合成技術とこれまでの実績が評価された。 同社は世界各国にた尿素プラント(合成系)を建設してきたが、今回のプラントは100基目となる。 ■プラント受注概要 ◇客先 インドネシア国営肥料会社 カルティム社 [PT Pupuk Kalimantan Timur(Kaltim)] ◇受注者 東洋エンジニアリングとインドネシア・イカペテ社のコンソーシアム ◇対象設備 アンモニア 2,700 トン/日、尿素 3,500 トン/日、ユーティリティ付帯設備 ◇建設地 インドネシア、カリマンタン島ボンタン地区 ◇役務内容 尿素プラントのライセンス供与(設備全体の設計、機器類調達、工事、試運転までの一括請負) ◇工期 33カ月 ◇受注金額 577百万米ドル ニュースリリース参照 ○http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1301538706.pdf (英文) ・TOYO Wins Large-Scale Fertilizer Plant Order in Indonesia ○http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1301538706.pdf |