2011年03月31日
日本触媒、インドネシア子会社のSAP計画 3倍に拡大
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:日本触媒

日本触媒は31日、紙おむつなどの原料としてSAP(高級水性樹脂)の需要がアジア地域でも好調なため、インドネシア子会社のNippon Shokubai Indonesia(NSI)が昨年秋に決めた年産3万トン新設計画を3倍増の同9万トンに拡大すると発表した。

同時に原料であるアクリル酸(AA)も年産8万トン増設し、現有年産6万トンから一気に同14万トンに大幅拡大する。

設備投資額は合わせて約3億米ドル。

これにより、同社グループのSAP年間生産能力は世界合計で56万トン(国内32万トン、海外24万トン)となり、トップサプライヤーとしての地位がより固まることになる。

【NSIの概要】
◇社名 PT. Nippon Shokubai Indonesia
◇所在地 インドネシア共和国チレゴン市(本社および工場)
◇代表者名 社長 田中雅一(Masakazu TANAKA)
◇設立 1996 年8 月
◇資本金 120 百万米ドル(払込資本金) 当社93.7%出資
◇事業内容 AA およびその誘導品であるアクリル酸エステルの製造・販売
◇従業員数 268 名(2010 年12 月末現在)

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1301555676.pdf

(英文)
NIPPON SHOKUBAI announces PT. Nippon Shokubai Indonesia,・・・
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1301555676.pdf