2011年04月01日 |
三菱レイヨン、ルーサイトが米国でMMA設備を新設 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:三菱レイヨン |
三菱レイヨンは1日、グループ会社のルーサイト・インターナショナル(本社・英国、イアン・ランバートCEO)がアメリカ・テキサス州のボーモント工場でメタクリル酸(MMA)設備の新設を決定したと発表した。 建設計画によると、MMAの生産能力は年間2.3万トンで、今年7月に着工し2012年度第4四半期の完成予定。 投資額は3,620万ドル(約31億円)。 MMAは、アセトンシアンヒドリン(ACH)を主原料に生産され、主に塗料や接着剤、合成ゴム、コンクリート混和剤として使用されている。中国を中心とするアジアをはじめ、北米及び南米でも需要が増加しひっ迫した状態が続いている。 このようなMMA需要の増加は今後も続くことが予想されるため、米国地域にMMAの供給拠点を建設することにした。なお、ルーサイトは現在三菱レイヨンの100%子会社。 ニュースリリース参照 ○米国におけるルーサイト・インターナショナル社のメタクリル酸の製造設備の建設 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1301650458.pdf ○Lucite International Group Limited to construct new facility for ・・・ http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1301650458.pdf |