2011年04月04日
NEDO、「化学品原料の転換・多様化技術開発」の委託先決定
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:NEDO

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は4日、「グリーン・サスティナブルケミカルプロセス基盤技術開発」における「化学品原料の転換・多様化を可能とする革新グリーン技術の開発」の実施体制を決めたと発表した。

それによると、「気体原料の化学品原料化プロセスの開発」では旭化成ケミカルなど4社3大学、「植物由来原料からの化合物・部材製造プロセスの開発」では三菱化学など14社4大学1機関に委託する。委託期間は契約日から平成25年度末まで。

この事業は、産業の基幹となる化学品を持続的に生産・供給していくために、石油由来原料を非石油資源に転換・多様化する必要があるため、非石油資源(気体・植物由来物質)を原料として化合物・部材を製造する技術を開発するものである。

■採択テーマの実施体制は次の通り。

<気体原料の化学品原料化プロセスの開発>
・旭化成ケミカルズ、三菱ガス化学
・九州大学、住友化学、昭栄化学工業
・京都大学、富山大学

<植物由来原料からの化合物・部材製造プロセスの開発>
・京都大学、京都市産業技術研究所、三菱化学
・DIC、王子製紙、ユニチカ・京都工芸繊維大学、武蔵野化学研究所
・東京大学、カネカ、大阪大学
・バイオベース、関西化学機械製作
・Bio-Energy、ダイセル化学工業
・大阪大学、住友ベークライト
・三菱レイヨン、東レ