2011年04月06日 |
帝人ファーマ、小児用吸入式喘息治療剤「オルベスコ」新販売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:帝人ファーマ |
帝人ファーマ(本社:東京都千代田区、荒尾健太郎社長)は6日、吸入ステロイド喘息治療剤「オルベスコ」(一般名:シクレソニド)の新規格となる「オルベスコ 100μgインヘラー56吸入用」を7日から発売すると発表した。 同社は、07年から日本で初めての1日1回投与型吸入ステロイド剤として「オルベスコ」を販売してきたが、今回は特に小児患者に使いやすい少容量タイプの同薬剤を発売することにした。 文部科学省の04年の調査によると、小・中学生の5.7%が気管支喘息に罹患しており、1日1回の服薬方法とあわせて服薬することにより服薬利便性はさらに高まるとしている。 「オルベスコ」は、帝人ファーマがスイスのニコメッド社から権利を取得して国内開発した、定量噴霧式エアゾール剤で、すでに成人用として世界59カ国、小児用としては16カ国で承認を得ている。 |