2011年04月08日 |
中外製薬、骨粗鬆症治療剤「エディロール カプセル」発売 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:中外製薬 |
中外製薬は8日、「骨粗鬆症」を効能・効果とする、活性型ビタミンD3製剤「エディロール カプセル」を4月11日から大正富山医薬品(本社:東京都豊島区、大平明社長)と共同販売すると発表した。 両社は、同剤で今年1月に製造販売承認を取得、3月には薬価収載を得ていた。 骨粗鬆症の患者数は国内で約1,200 万人と推定されるなど多く、骨密度を改善し骨折の発生を抑制することが重要とされてきた。 「エディロール」は、中外製薬が創製し大正製薬と共同開発を行ってきた活性型ビタミンD3製剤で、中外製薬にとっては1986年のアルファカルシドール(中外製薬販売名:アルファロール=1986年)以来の骨粗鬆症治療用活性型ビタミンD3新薬となる。 【新薬の概要】 ◇販売名:エディロール カプセル 0.5.g 同0.75.g ◇一般名:エルデカルシトール ◇効能・効果:骨粗鬆症 ◇用法・用量:通常、成人にはエルデカルシトールとして1日1回0.75.g を経口投与。ただし、症状により減量。 ◇承認日:2011年1月21日 ◇薬価基準収載日:2011 年3 月11 日 ◇薬価:エディロールカプセル0.5.g=68.50 円/1 カプセル、同0.75.g=98.80 円/1 カプセル ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1302250182.pdf |