2011年04月12日
ジェイ・プラス 可塑剤全製品 21日から値上げ
【カテゴリー】:市況
【関連企業・団体】:なし

わが国可塑剤最大手のジェイ・プラス(本社:東京都千代田区、北坂昌二社長)は12日、原燃料価格の高騰を背景としたアルコールなど可塑剤原料価格の上昇を受けて、4月21日出荷分からフタル酸系・アジピン酸系可塑剤全品目の価格改定を実施すると発表した。

国産基準ナフサ価格は今年第2四半期には60,000円/KL超となると予想されている。主原料であるアルコールやフタル酸、アジピン酸も中国をはじめアジアの需要が好調で、市況は高値が続いている。こうした事情から、価格改定に踏み切ることにした。

■対象品目と値上げ幅 (1キログラム当たり)

<フタル酸系可塑剤>
・DOP・DINP :18円
・DIDP    :28円
・その他   :18円

<アジピン酸系可塑剤>
・DOA・DINA :20円
・DIDA    :30円