2011年04月12日 |
農水省、農薬使用状況及び残留状況調査で「適正使用」確認 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:農林水産省 |
農林水産省は、平成21年度に実施した国内農産物における農薬の使用状況及び残留状況調査の結果をまとめた。 それによると、農薬使用状況では、4735戸の農家を調査した結果、4718戸(99.6%)で適正に使用されていることが確認された。農産物の生産現場における農薬の適正使用についての意識が高いことが示された。 一方、農薬の残留状況では、1422検体の農産物について残留農薬の分析を行った結果、2検体を除いて農薬の残留濃度は食品衛生法による残留基準値を超えていなかった。 これは、ほとんどの農家が適正に農薬を使用しているとした農薬使用状況調査結果を反映していると考えられる。 なお、今回の調査で残留基準を超過して農薬を含有していた農産物は、通常の摂取量では健康に影響を及ぼす恐れがないことが確認された。 |