2011年04月18日 |
カネカ、鹿島のPVC年産13万5000トン、25日本格再開へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:カネカ |
カネカは18日、東日本大地震で被災した鹿島工場(茨城県神栖市)が東西両地区とも立ち上がり、順次操業を再開したと発表した。 鹿島・西工場(神栖市深草)では建材用途の押出発泡ポリスチレンボード及び高機能性樹脂を生産しているが、いずれも被害が軽微だったため、高機能性樹脂は3月25日から順次操業再開中。押出発泡ポリスチレンボードも同日から段階的に立上げている。 一方、東工場(同市東和田)ではビーズ法発泡ポリスチレン、ビーズ法発泡ポリオレフィンが先週から順次操業を再開した。 また、塩ビ樹脂(PVC=年産13万5000トン)や塩ビペースト樹脂も、主要設備の復旧作業を完了した。 損傷していたコンビナート内の港湾設備(原料バース等)も今週末には改修を終える見通し。原料確保にもほぼめどが立ったため、4月25日から本格操業再開の予定である。 なお、高砂工場(兵庫県)のPVC年産29万5000トン設備はフル操業を継続中である。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1303102305.pdf |