2011年04月18日 |
米FDA 、小児関節炎治療にロシュの「ACTEMRA」承認 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:中外製薬、ロシュ |
中外製薬によると、スイス・ロシュ社は18日、「ACTEMRA」について、2歳以上の活動性全身型若年性特発性関節炎(SJIA)患者治療薬として米国食品医薬品局(FDA)の承認を得たと発表した。 今後、同剤は単剤またはmethotrexateと併用して投与することができるようになる。 SJIA は最も稀なタイプの若年性特発性関節炎(JIA)で、若年性関節リウマチ(JRA)とも呼ばれている。JIA の小児の約10〜20%がこの疾患に罹患しており、発症年齢のピークは18カ月〜2歳だが、成人に達するまで疾患が持続することがある。 SJIA の全死亡率は2〜4%と推定され、関節炎の小児の全死亡の約3分の2を占めている。 |