2011年04月19日
アジレント、ガスクロ分析装置にイオントラップ型追加
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:アジレント・テクノロジー
イオントラップ型質量検出器

アジレント・テクノロジー(本社・東京都八王子市、梅島正明社長)は19日、ガスクロマトグラフ質量分析装置(GS/MS)にイオントラップ型質量検出器を追加、「Agilent220イオントラップGC/MS」及び「Agilent240イオントラップGC/MS」を同日から発売したと発表した。

このシステムは、イオントラップ型分析装置の柔軟性(複数のイオン化・スキャンモード)と、堅牢な性能と先進のキャピラリ・フロー・テクノロジーで実績のあるガスクロマトグラフ「Agilent7890A GC」とを組み合わせたものである。

同社は、環境分析、材料評価、食品分析、安全性測定、学術・研究期間での各種ルーチン分析などの用途で市場開拓を進める方針である。出荷開始は5月を予定している。