2011年04月21日
3月の石化製品生産、誘導品17品目中11品目が前年割れ
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:石油化学工業協会

石化協は21日、主要石化製品の3月の生産実績を発表した。東日本大地震の影響を受けて、エチレン生産量は前月比14%減の51万4,800トンと大幅減少した。3センターの定修が重なった前年とほぼ同水準だった。

定修プラントは、出光興産・千葉の1プラントだけだったが、三菱化学・鹿島、丸善石油化学・五井、JX日鉱日石エネルギー・川崎の3工場が震災の影響を受けた。平均稼働率は前月の95.7%から88.9%に低下した。


誘導品は、LD、PP、PS、PVC、EO、EGなど17品目のうち11品目が前年比減少し、増加したのはHD、SM、MMAモノマー、AN、SBR、トルエンの6品目だった。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1303366103.pdf