2011年04月21日 |
NEDO、23年度イノベーション推進事業で研究開発テーマ公募開始 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「平成23年度イノベーション推進事業」で研究開発テーマの公募を開始した。これは、「産業技術実用化開発助成事業、研究開発型ベンチャー技術開発助成事業、次世代戦略技術実用化開発助成事業」と、新規の「課題解決型実用化開発助成事業」で構成している。 とくに新規の「課題解決型実用化開発助成事業」は、次の5つの「課題」について公募を開始した。具体的には、 (1)機能性ナノ粒子大量合成法の開発(産業応用が可能な品位での大量合成=1日当たり1〓=プロセスの開発) (2)化学原料製造を革新する高性能ナノ触媒プロセスの開発(化学品製造における二酸化炭素排出量を半減するナノ触媒を利用した革新的プロセスの開発) (3)がん領域を対象とするバイオ医薬品の革新的製造技術の開発(GMP基準に準拠した数百gスケールの製造コストを従来の製造法に比べ半減する製造技術の開発) (4)社会参加型支援福祉用具の開発 (5)生活支援福祉用具の開発 いずれも、事業期間は事業開始の日から平成25年2月28日まで。助成金額は年間1億円(下限は初年度1000万円)。助成率は3分の2もしくは2分の1(大企業)。 公募締め切りは6月7日。 問い合わせ先は、技術開発推進部イノベーション実用化推進グループ(TEL:044-520-5173)。 |