2011年04月25日 |
天津陸港石油ゴム会社、SBR年産10万トン 生産開始 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:SINOPEC |
(上海発=特約) 天津陸港石油橡膠(Tianjin Lugang Petroleum Rubber Company)は4月中旬、天津市の大港石油化学基地でSBRの生産を開始した。 同社は2009年1月に合成ゴム計画の建設を開始した。計画は合計25億人民元を投じて、SBR 年産10万トン、ブチルゴム(BR) 6万トン、イソプレンゴム(IR) 5万トンの各プラ ントを建設するもの。 既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/25888 (当時は社名の英名をTianjin Lugang Oil & Rubberとしていたが、公式にはTianjin Lugang Petroleum Rubber Company) 今回生産を開始したのはSBRのみで、BRとIRの予定は明らかにされていない。 技術はシノペック斉魯石油化工のもので、原料は同地のSINOPEC SABIC Tianjin Petrochemical から供給を受ける。 SINOPEC SABIC Tianjin Petrochemical はSinopecとSABICの50/50JVで、エチレン能力は年産100万トン、2010年1月に生産開始している。 天津陸港石油橡膠は2008年設立で、SINOPEC SABIC Tianjin Petrochemical の誘導品を製造する最初の私企業である。 |