2011年04月27日 |
旭化成ケミ、サウジでAN事業化へ合弁会社 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成ケミカルズ |
旭化成ケミカルズは27日、サウジアラビア基礎産業公社(SABIC)及び三菱商事の両社とアクリロニトリル(AN)の共同事業化について詳細検討を行うための合弁会社を設立すると発表した。 旭化成グループは、AN事業をグローバル拡大事業の一つと位置付け、特に今後成長が期待される中東・北アフリカ市場及び供給不足が懸念されるアジア市場に向けたプラントの新設を検討してきた。 その一環として、コスト競争力に優れたサウジアラビアでの立地方針を固め、今回両社と合弁会社を設立、共同事業化実現に向け具体的準備を進めることで一致した。 【合弁会社の概要】 (1)会社名 :(仮称) Saudi Japanese Acrylonitrile Company ・(通称:Shrouq(シュルーク=アラビア語で「朝日」の意味) (2)本社 :サウジアラビア・アルジュベール市 (3)株主 :SABIC 50%、旭化成ケミカルズ・三菱商事 50% (4)設立資本金 :40 百万サウジリヤル(約10億円) (5)計画している生産能力 :プロピレン法 AN20万トン/年、青化ソーダ 4万トン/年 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1303886019.pdf |