2011年05月09日
<訃報>竹林 省吾氏(たけばやし・しょうご=三井化学名誉顧問、元会長・社長)
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:三井化学

5月2日午前6時23分、肺炎のため東京都町田市の病院で死去。88歳。通夜、葬儀は近親者のみで行った。喪主は妻、亀子(かめこ)さん。大正11年10月生まれ、富山県出身。

お別れの会を7月7日正午から東京・千代田区の帝国ホテル「孔雀の間」で開催する。

昭和18年、高岡高等商業学校を卒業、三井鉱山(現日本コークス工業)に入社。同31年三井石油化学(現三井化学)に入社し、50年取締役本店総務部長。常務、専務、副社長を経て同60年から平成5年まで社長を務めた。

わが国石油化学工業の勃興期から発展期、さらに現在の国際化時代までを企業の第一線でリードし見守ってきた。同5〜9年会長のち相談役。

社長に就任した昭和60年当時、石化業界は「産構法」に基づく余剰設備の処理問題を抱えていた。積極的に同問題の解決に取り組み推進役を果たした。石化協会長(平成2〜4年)など業界の発展にもつくした。

昭和62年春、藍綬褒章。
平成7年春、勲二等旭日重光章。

問い合わせは三井化学IR・広報部(TEL:03−6253−2100)