2011年05月09日 |
化学オリンピック トルコ大会の日本代表4人決る |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本化学会、日本化学工業協会、「夢・化学-21」委員会 |
「夢・化学-21」委員会及び日本化学会は9日、世界中から選ばれた高校生が集まって化学の実力を競い合う「第43回国際化学オリンピック トルコ大会」に出場する日本代表生徒4人を決定したと発表した。 代表に選ばれたのは、滋賀県立膳所高等学校3年の浦谷浩輝君、北海道札幌西高等学校3年の栗原沙織さん、灘高等学校3年の齊藤颯君、立教池袋高等学校2年の副島智大君の4人。 前回の日本大会で齊藤君は金メダル、浦谷君は銀メダルを獲得しており、2大会連続の出場となる。世界約70の国と地域から280人近くの優秀な高校生が一堂に会するトルコ大会は、7月9日から18日までアンカラで開催される。 日本代表生徒の選出は、日本化学会の化学グランプリ・オリンピック委員会オリンピック小委員会が行った。 オリンピック小委員会は昨秋、日本代表候補生徒として「全国高校グランプリ2010」の成績優秀者19人、日本化学会支部の推薦1人の合計20人の高校2年生、1年生を認定した。このうち、今年1月6日の第1回選抜試験での成績上位者9人を日本代表最終候補生徒として選出し、さらに4月29日—5月1日には実際のオリンピックを想定した筆記試験と実験試験による最終選考を実施し、代表生徒4人を決定した。 日本代表に選ばれた生徒は、トルコ大会までの期間、オリンピック小委員会関係者らによる特別指導を受け、さらに実力をつける。 |