2011年05月10日 |
NEDO、戦略的次世代バイオマスエネルギー技術を公募 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「戦略的次世代バイオマスエネルギー利用技術開発事業(実用化技術開発)」について実施企業・団体の募集を開始した。公募の締め切りは6月9日。 バイオマスエネルギーの導入普及を図るためには、革新的な次世代バイオマス利用技術シーズの開発(次世代技術開発)を実施するとともに、並行して実用化のための技術開発(実用化技術開発)を推進する必要がある。 今回公募するのは、実用化技術開発で、事業期間終了後5年以内に実用化することを目標にしている。 対象となる技術課題は次の通り。 (1)バイオマスのガス化・メタン発酵技術の効率化や低コスト化など、採算性向上に寄与する技術開発 <例> ・ガス化炉・メタン発酵槽のコンパクト化 ・様々なバイオマスを対象としたガス化技術 ・複合的なバイオマス利用を前提とした新規メタン発酵システムの開発 (2)既存のエネルギーインフラとの複合利用に関する技術開発 <例> ・バイオガス精製技術の効率化 ・バイオガスを安価に貯蔵・運搬する技術開発 (3)その他バイオマス燃料(気体、液体、固体燃料)製造技術の低コスト化に大きく寄与する技術開発 公募説明会は、5月17日13時30分にNEDO・2304会議室(川崎市幸区のミューザ川崎セントラルタワー23階)と、同19日13時にNEDO・関西支部会議室(大阪市北区の梅田ダイビル16階)で開催する。 公募の問い合わせ先は、NEDO新エネルギー部バイオマスグループ(FAX:044-520-5275)。 |