2011年05月11日
協和キリン、パーキンソン病薬第3相試験で有効性確認
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:協和発酵キリン

協和発酵キリンは10日、パーキンソン病を対象として開発中のKW-6002(一般名:イストラデフィリン)の国内第3相臨床試験の速報結果を発表した。それによると、レポドバ製剤で治療中の運動合併症を併発しているパーキンソン病患者に同剤を投与(1日1回20または40ミリグラムを12週間投与)した結果、有効性と安全性が確認された。

このため、同社は今後、新薬承認申請の準備を進めていく方針である。