2011年05月12日 |
トクヤマ、太陽電池向け多結晶シリコン大幅増強へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:トクヤマ |
トクヤマは12日、太陽電池向けを中心に世界的に需要の増加が見込まれる多結晶シリコン事業を強化するため、徳山製造所(山口県周南市)の生産能力を年産1800トン引き上げ、同11,000トン能力に拡大すると発表した。 投資資金は約110億円。2011年11月に着工し完成は2013年春の予定。 また同社は、マレーシアの子会社(Tokuyama Malaysia Sdn. Bhd.)が同国サラワク州サマラジュ工業団地に、第二期多結晶シリコンプラントの建設を決めたと発表した。 第二期プラントの生産能力は太陽電池向けに年産13,800トン、プラント建設費は約1,000億円で、2012年4月に着工し、2015年1月の営業運転開始を目指す。これにより、現在建設中の第一期プラント(年産能力6200トン)と合わせ、同20,000トンとなる。 既報:http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/30793 【第二期プラントの概要】 ・建設場所 マレーシア サラワク州 サマラジュ工業団地 ・生産能力 年産13,800トン ・プラント建設費 約1,000億円 ・製造技術 ジーメンス法 ・用 途 太陽電池向け ニュースリリース参照 ○徳山事業所における多結晶シリコンの増産について http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1305176624.pdf ○マレーシアにおける第二期多結晶シリコンプラントの建設について http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1305185192.pdf |