2011年05月13日 |
NEDO、「革新的CO2回収型石炭ガス化技術」公募へ |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「ゼロエミッション石炭火力技術開発プロジェクト」のうち、「革新的CO2回収型石炭ガス化技術開発/物理吸収法におけるサワーシフト反応最適化研究」のプロジェクトに参加する企業の公募を27日から開始する。公募締め切りは6月13日。 石炭火力発電からのCO2削減には、石炭ガス化複合発電(IGCC)のような石炭利用効率化と二酸化炭素回収・貯留(CCS)技術が有望である。そこでNEDOは、高効率で最適なCO2分離回収・貯留システムと組み合わせた次期IGCCを目指し、CO2分離回収技術として物理吸収法の開発に取り組む。 この研究では、IGCCでの運用圧力における炭素析出特性による触媒劣化を把握するため、加圧状態でのシフト反応の添加水蒸気量や炭素析出量等との関係を解明する。 研究開発期間は、採択決定日から平成25年3月まで。 公募説明会を6月3日13時に、川崎市幸区のミューザ川崎セントラルタワー21階のNEDO2101会議室で開催する。 問い合わせ先は、NEDO環境部クリーンコールグループ(TEL:044-520-5293)。 |