2011年05月18日
三菱化学、タイの塩ビコンパウンド設備増設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱化学

三菱化学は18日、アジア市場で自動車向けを中心に塩ビコンパウンドの需要が拡大しているため、子会社のサンプレーンタイランド社(本社:タイ国サムサコン県、堀和也社長)で製造設備の増設を行うと発表した。

現有年産15000トン設備を4000トン増やし19000トンとするもので、投資額は約5億円。完成は2012年4月の予定。

タイ及び周辺諸国では、このところ自動車需要が拡大を続け、今後も更なる拡大が見込まれている。

塩ビコンパウンドなどの機能性樹脂事業は、三菱ケミカルホールディングスでも中期経営計画で成長事業と位置づけており、三菱化学は今後もグローバルな事業拡大を図っていく方針である。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1305694392.pdf