2011年05月20日
横浜ゴム、節電対策を強化し25%削減目指す
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:横浜ゴム

横浜ゴムは20日、今夏の深刻な電力不足に対応するため、節電対策を強化し、東電管内の大口需要事業所(契約電力500kW 以上)である本社および5カ所の生産拠点で使用電力量25%削減を目指すと発表した。東京都港区の本社のほか、平塚製造所、平塚東工場、ハマタイト工場、三島工場、茨城工場を対象に以下の対策に取り組む。

<工場>
(1)電力自給量の増加
・コージェネレーションシステムの効率的活用(平塚製造所・三島工場)
・自家発電設備の導入(平塚東工場・ハマタイト工場)
(2)設備の電力使用量削減
・大型設備の稼働時間帯を極力夜間へシフト
・一部の生産工程および従業員の休日への振り替え勤務の励行
・自給材料の他工場からの応援供給および生産品の他工場との組み換え
(3)その他
・事務所内の照明の間引き/空調設定温度の調整/従業員の一斉退社

<本社>
(1)設備の変更
・高効率照明器具への交換および各種省エネアイテムの導入
・システムサーバー室の改造
(2)その他
・照明設備の間引きとこまめな消灯/空調設定温度の調整/エレベーターの一部休止
ショーウインドウ消灯/クールビズの期間延長と徹底/従業員の一斉退社/夏季休暇の分散取得