2011年05月31日
か性ソーダの4月の生産と内需、大震災の影響で2カ月連続減
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本ソーダ工業会

日本ソーダ工業会は30日、4月のか性ソーダ生産・出荷・在庫実績を発表した。それによると、生産は29万6223トンで前年同月比14.1%減、国内需要は27万3884トン、同6.1%減でともに2カ月連続の減少となった。

いずれも東日本大震災の影響によると同工業会ではみている。

とくに生産の30万トン割れは、平成21年6月以来である。大震災による鹿島電解の操業ストップの影響が大きかった。

4月の輸出は4万7638トン、同7.9%減、内需を合わせた出荷計は32万1522トン、同6.4%減となった。

4月末の在庫は、生産の大幅減少により10万2812トンで同24.2%減、前月比でも19.8%減の大幅減少となり、平成15年6月(9万1000トン)に次ぐ低い水準となった。

【関連ファイル】
https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1306826884.tif