2011年05月31日 |
旭硝子、インドネシアで電解能力を30%増強 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭硝子 |
旭硝子は31日、アジア地域におけるか性ソーダ及び塩素誘導品の需要拡大に対応して、インドネシアの子会社アサヒマス・ケミカル(本社・ジャカルタ、代表・宮崎淳氏、)に約50億円を投じ、電解設備の能力を30%増強すると発表した。増設により年産能力50万トン規模とし、2013年第1四半期に生産開始する予定。 インドネシアのか性ソーダ需要は、年々拡大しており、2010年度には前年比10%超えの成長を記録し、年間需要は60万トンに迫るとみられる。今後数年弐わたり、GDP(国内総生産)6%超えの成長を続けるとみられ、それに伴いか性ソーダ需要も増大していくとみられている。 旭硝子は、日本、タイに続き1989年からインドネシアのアサヒマス・ケミカルで電解生産を開始し、現在では塩ビ樹脂まで一貫生産するクロール・アルカリの総合メーカーとして事業展開している。 とくに同国のか性ソーダ市場で同社は50%超えのシェアを占めており、今回の設備増強でトップメーカーの地位を固める。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1306816555.pdf |