2011年06月01日
三菱ガス化学、タイのポリアセタール設備倍増へ
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱ガス化学

三菱ガス化学は1日、自動車や電気・電子分野向けにポリアセタール樹脂(POM)の需要が好調なため、タイの製造子会社タイポリアセタール社(TPAC=Thai Polyacetal Company, Ltd.)で年産4万5000トンの設備増強を行うと発表した。

新規設備により4万トン、現行設備のボトルネック解消により5000トンの能力増強を図り、現有設備5万5000トンと合わせて10万トン体制となる。今年中に着工し、完工は2013年1Q、商業運転開始は同年2Qの予定。

1工場当たりでの生産規模としては世界最大級となる。同社は上海に建設中のポリカーボネートとともに合成樹脂事業のコアビジネスとして、今後も積極的な海外展開を図っていく方針。

市場開発および販売は、三菱エンジニアリングプラスチックスを通じて行う。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1306917917.pdf