2011年06月02日 |
4月の酢ビ・ポバール出荷 ともに堅調 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:酢ビ・ポバール工業会 |
酢ビ・ポバール工業会が発表した4月の生産、出荷実績によると、酢ビの生産は前月比22%増と大幅増加したが、ポバールは17%減とマイナス幅が大きかった。一部メーカーに定修による減産があった。出荷はともに堅調。 酢ビは生産が前年同月比122%の48,097トンと大幅増加した。出荷はポバール用が35,718トンで同101%、接着剤やEVAなどはマイナスとなった。輸出が2,798トンで前年を上回った。出荷合計は50,054トンで同103%だった。 一方、ポバールは生産が17,646トンで前年比87%とマイナスになった。ビニロン用は6,300トンで96%と前年並み。接着剤は1,531トン(89%)、製紙は1,396トン(93%)でやや減少した。輸出は9,003トン(121%)と回復、出荷合計は21,467トン(104%)だった。 酢ビ、ポバールとも大震災による工場への影響は見られていない。 ただ、5月以降の生産については、夏場の電力需要ピークを回避するため一部に前倒し生産が行われる可能性が出ている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1306916846.tif |