2011年06月03日
丸善石化、MEK装置の再開は来年6月、費用100億円
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:丸善石油化学

丸善石油化学は3日、東日本大地震で被災した千葉工場北地区のMEK(メチルエチルケトン)製造設備の復旧計画について、復旧再開は2012年6月になる見込みだと発表した。

今回の被災によるダメージは大きく、MEKプラント本体(年産能力17万トン)のほか配管設備、電気室・計器室が火災にあい計測機器、コンピューターなどが損傷を受けた。

原料ブチレンの供給先である千葉ブタジエンは南地区に位置しており、火災被害を受けていない。

丸善石油化学では現在、プラント・配管の復旧や電気室・計器室の建て替え、機器類の更新など再開に向けた工事を急いでいるが完成は2012年6月が目標。工事費用は概算約100億円の見込み。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1307073512.pdf