2011年06月06日 |
4月のエチレン換算貿易、輸入品急増し出超幅が縮小 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省化学課は6日、4月のエチレン換算輸出入実績を発表した。 東日本大地震の影響で輸出が前月比26.9%減少し、輸入が50.5%と大幅増加した結果、バランスは79,158トンと、過去最小の出超幅となった。 エチレン換算した4月の輸出量は152,500トンで前月比26.9%の減少(前年比11.4%減)、輸出比率は30.3%だった。 一方輸入は73,400トンで、前月の48,800トンから一挙に50.5%増加(前年比51.2%増)した。内需に占める輸入比率も17.3%(前月は13.7%)に上昇した。 品目別にみると輸出は、エチレンが前月比19.5%減の33,853トンに減少したのをはじめ、LDPE(前月比▲27.9%)、PVC(▲34.2%)、ABS樹脂(▲13.3%)など15品目のうち発泡ポリスチレンを除く14品目で前月を下回った。 一方輸入は、LDPEが前月比49.8%増の36,334トンと大幅増加したのをはじめ、HDPE7,999トン(92.8%増)など13品目中10品目がプラスとなった。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1307313494.tif |