2011年06月07日 |
欧州委員会、BASFとINEOSの全世界スチレン事業統合を承認 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:BASF |
BASFジャパンは7日、独・BASFと英・INEOS両社のスチレンモノマー、ポリスチレン、ABS樹脂、スチレン・ブタジエン・ブロック共重合体(SBC)などのスチレン系共重合体及びブレンドに関する、全世界のビジネス統合合弁会社、Styrolution社の設立が欧州委員会から承認されたと発表した。 Styrolution社は、欧州、アジア、北米に生産拠点を有する、世界のスチレン市場におけるリーディング・カンパニーとなる。 2010 年の統合事業の売上高は64億ユーロと試算されている。 発泡ポリスチレンは統合の対象にならず、両社がそれぞれ事業を継続する。 欧州委員会は、スペイン・タラゴナのABS の生産拠点を売却することを条件に、合弁会社設立を承認した。 |