2011年06月10日
福建省、「産業重点プロジェクト説明会」6月22日・東京
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

日本との経済貿易交流の強化を狙いとして、中国福建省は6月22日午前9時30分から東京・虎ノ門のホテルオークラで投資説明会を開く。同省の葉副省長を団長に省発展改革委員会、経済貿易委員会、対外貿易経済合作庁、電子工業、自動車工業集団などの幹部ら12氏が来日する。

同省は対岸に台湾をのぞみ、南に香港、マカオ、広州、深せんを中心とする珠江デルタ、北に上海、蘇州などの長江デルタに隣接し、ダイナミックに発展する立地条件をそなえている。1人当たりのGDPは3万元を超えた。

外資企業は4万社を超え、日本勢はトヨタ、パナソニック、伊藤忠、丸紅、富士通、東芝などの大手企業1,271社を数える。同省は日本とは第5位の貿易パートナーで、自動車・部品、機械部品、石油化工の3大基幹産業に加えて、ハイテク産業、近代農業、サービス業の育成に力を入れている。