2011年06月10日 |
クレハと伊藤忠、リチウムイオン電池材料で合弁会社 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:伊藤忠商事、クレハ |
クレハは10日、伊藤忠商事と合弁でリチウムイオン電池(LiB)用材料の製造販売会社「クレハ・バッテリー・マテリアルズ・ジャパン」(KBMJ)を設立したと発表した。10月1日から営業を開始し、2015年度には年商200億円を目指す。 新会社のKBMJ社は、資本金4000万円。出資比率はクレハ70%、伊藤忠30%で6月5日付で設立。リチウムイオン電池(LiB)の製造に必要なバインダーと、基本材料の1つである負極材の製造・販売事業を展開する。 現在クレハが販売している負極材およびLiB用バインダーは、KBMJ社が継承する。同社は、クレハの新材料研究所および電池材料技術センターと連携し、LiB材料の品質向上につとめる。 またKBMJ社は、子会社として、2012年1月に稼動予定の年産1200トンの負極材製造会社と、2013年に稼動予定の中間原料製造会社(株式会社CNPJ)を設立し運営する。いずれもKBMJ社が100%出資する。 【合弁会社の概要】 ・社名:株式会社クレハ・バッテリー・マテリアルズ・ジャパン(Kureha Battery Materials Japan Co.,Ltd.) ・本社所在地:東京都中央区日本橋浜町3-3-2 ・資本金:4000万円 ・出資比率:クレハ70%、伊藤忠商事30% ・社長:中谷 秀雄(クレハ常務執行役員電池材料事業部長) ・設立日:2011年4月5日、 ・営業開始日:2011年10月1日(予定) ・投資予定総額(2015年まで):約100億円 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1307679899.pdf |